2014年11月 豊洲市場建設地の現況

 

豊洲新市場の現況についてお伝えします。
今回の撮影で一番気合いを入れたつもりなので、いつもより余計に長くなってます。

スクリーンショット-2014-11-09-19.27.10

築地市場には東京在住の方のみならず、全国または海外から多くの観光客が訪れていますが、世間の知らないところで進んでいる「豊洲新市場」というビッグプロジェクトの現状を多くの方へお伝えできればと思っております。
しかしながら、東京に住んでる人でも築地市場が移転することを未だにご存知でない方がいらしたりしますので、ここは声を大にして、というか文字を大にして

築地市場は江東区豊洲に移転します。
Tsukiji market is move to Toyosu.

ということをまず申し上げておきます。
移転時期については、2015年度内すなわち2016年3月末までを目処にしているということです。

スクリーンショット-2014-11-09-20.07.13

豊洲新市場は上記のとおり、3つの街区に分けて建設が進められています。

スクリーンショット-2014-11-11-21.24.31

『豊洲新市場建設工事施設計画の概要』より

豊洲新市場全体イメージパースです。

 

 

 

 

 

 

 

それでは各街区ごとに見ていきます。

5街区(豊洲新市場(仮称)青果棟ほか建設工事(その2))の現況

DSC_5010

5街区には青果卸売場・仲卸場(3階建て)が建設されます。
施工業者は鹿島・西松・東急・TSUCHIYA・岩田地崎・京急・新日本建設JVです。

・5街区配置図

スクリーンショット 2014-11-10 23.43.18

『豊洲新市場建設工事施設計画の概要』より

トイレが5カ所あります。冬場でも安心ですね。

 

DSC_5026

ゆりかもめ市場前駅から見た5街区の様子です。

配置図を見るとちょうどこの手前に「千客万来施設」が建設されます。この施設は豊洲新市場の魅力を高めつつ、地域のまちづくりや活性化に貢献することを目的とした事業で、事業予定者にすしざんまいの株式会社喜代村と大和ハウス工業株式会社が決定したことが少し前に話題になりました。年間来場者数は約420万人を見込んでいるとのこと。

 

sennkyaku1

東京中央卸売市場プレス発表『千客万来施設事業事業予定者の決定について』より

5街区の千客万来施設のイメージです。

 

DSC_5012

建物が建つ場所がなんとなくわかりますね。手前にはコンクリートを打設する前の基礎梁が並んでいます。

 

DSC_5018

作業員の方と比べてもかなり大きいです。梁成が2000mmはありそうです。

 

  DSC_5014

左奥には入居を控えたスカイズ タワー&ガーデンが見えます。中央奥に見えるのは江東区東雲の高層マンション群です。

 

DSC_5017

それにしてもすごい規模。マンションの現場とはひと味違います。
しかし、5街区でおったまげていてはこの先身が持ちません。

 

 

7街区(豊洲新市場(仮称)水産卸売場棟ほか建設工事(その2))の現況

DSC_5057

7街区には水産卸売場(5階建て)が建設されます。
施工業者は大成・竹中工務店・熊谷組・大日本土木・名工・株木・長田組土木JVです。

・7街区配置図

スクリーンショット 2014-11-11 20.31.43

生マグロという文字が見えますが、断固マグロは生派です。

 

DSC_5033山留に切梁が設置されていますが、どの部分になるのかわかりません。正面奥は江東区有明です。

 

DSC_5036

ぱっと見で7〜8mくらいの深さがあります。

 

DSC_5045

こちらは至る所に場所打ち杭が施工されています。

 

DSC_5047

規模感が写真では伝わらないのが切ないところですが、これらものすごく巨大な基礎なんです。

 

DSC_5049

作業員の方を見るとスケール感が少しは伝わるかと。底盤も厚みがありそうです。

 

DSC_5052 7街区全体像。とにかく広大な土地です。

 

 

6街区(豊洲新市場(仮称)水産仲卸売場棟ほか建設工事(その2))の現況

DSC_5168

3街区のうち工事費が最も高い6街区には水産仲卸売場(5階建て)が建設されます。
施工業者は清水・大林組・戸田・鴻池組・東急・錢高組・東洋JVです。

個人的に一番興奮を覚える街区です。

・6街区配置図

スクリーンショット 2014-11-11 21.03.53

こちらは小売業者や飲食店など市場に買出しにくる人たちが品物を仕入れる所ですね。
なお、6街区にも千客万来施設が建設されます。

sennkyaku2

東京中央卸売市場プレス発表『千客万来施設事業事業予定者の決定について』より

6街区の千客万来施設のイメージです。

 

DSC_5132冷蔵庫棟が建つあたりはまだ工事が始まっていません。
奥には都心方面のビル群が広がります。こうして見ると東京の街がいかに平坦かがよくわかります。
ここで左を向くとレインボーブリッジが見えます。

 

DSC_5138

今回のメインの被写体。仲卸場的な何かです。
奥には勝どき、晴海の建物が見えます。

 

DSC_5145

なんじゃごりゃあああw とにかく基礎のデカさですよ!見てください!この基礎!! でけ〜!!
巨大なモアイ1体の重量といい勝負かもしれません!

これ見て興奮するのは私だけでしょうか・・

 

DSC_5146

おーこれもでっけ〜!!なんじゃこりゃw 私のベッドより大きいですよ!
冷静さを保てません。寸法計りつつ寝そべりたくなりますね。

 

DSC_5143

これだけですごく画になる、うん。

 

DSC_5144

この壮観さ。

 

DSC_5147

多くの作業員の方が現場を支えています。日本のゼネコンの技術は世界トップクラスです。

 

DSC_5150

はて、これはどの部位でしょう・・

 

DSC_5151

巨大なクローラークレーンが縦横無尽に動きます。

 

DSC_5155

手前の基礎があまりに巨大すぎて・・ しつこいですね。

 

DSC_5156

右側のスラブ?が分かれてるあたり、あまり見たことのない特殊な施工のような気がしますが、どうなんでしょ。

 

DSC_5158

都心と違い、湾岸の空は広い。

 

DSC_5159

(手前の基礎が・・)

 

DSC_5046

反対側の歩道から見た6街区の様子。このクレーンの数々。

 

 DSC_5160

いずれここに建物が建てば、都心方面のスカイラインは見えなくなります。都心方面の景色が見えるのは今だけです。

 DSC_5162

このようにして豊洲では急ピッチに建設が進んでいます。

新しい施設が出来ると開業時だけ世間の注目を浴び勝ちですが、その前はこういう場所だったんだ、という部分にも思いを馳せたいところです。 

 

8 thoughts on “2014年11月 豊洲市場建設地の現況

  1. ボリューミーなレポートありがとうございます!工事現場すぐのところから撮影できるんですね。
    スカイラインも格好いいですね!

    1. 歩道から現場を一望できるようになっています。すごい迫力ですよ!
      しばらくここのレポートをメインにしようかと考えてます。

  2. これ中に入って自分で撮ったんですか?
    周り歩いてもこんな角度で色々見れないから新鮮
    熱意が伝わるようです

    1. これらはすべて歩道から撮影していますよ!
      さすがに中に入ったら怒られそうなので。笑

  3. 今年度完成予定との事なので、完成前の続編を期待しています。
    google mapで大きさを計測してビックリです。

    1. 晴れカナさん
      豊洲新市場は敷地からして類を見ない規模ですよね。
      初めて現地に行ったときは驚きました。
      間は空くかもしれませんが、一応建設状況は追っていくつもりです。

  4. 今、話題になっている地下の空間に盛り土がなかったとのことだけど、このサイトの基礎工事を見てみるとこの基礎の上に建物が建ったのであれば地下空間がない、またはあったとしても建物の一部、つまり地下室ということになりますね。なぜ、地下に盛り土がないことが問題なんでしょうか。地下室に新たに外から土を運び入れなければならないんでしょうか。(2016-9-30)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)