つかの間の非日常・・『真夏のらくらく舟旅通勤』で湾岸に行ってみた【前編】

 


この度、東京都が朝の通勤手段として船の活用を目指す社会実験を8日間に渡って開始しました。
朝の通勤時間帯に船で日本橋と晴海を結ぶというものです(無料)。
これは楽しそう!

ちょうど湾岸方面に仕事関連の撮影があったので私も通勤に使ってみた次第です。笑
そこから見えた少しだけ非日常の景色をシェアいたします。

 

その前に少しだけ余談を。

不定期でニューヨークに行くことがあるのですが、とある日の朝の出来事。
イーストリバー沿いを散歩していたら、対岸のブルックリンから船に乗って大勢のスーツを着たビジネスマンがフェリー乗り場に次から次へと降りてくる光景を目にしたことがありました。
そこがウォール街に近かったのでその周辺に勤めている人々だと思いますが、フェリー通勤は東京では見たことのない光景だったのですごく面白いなぁと思ったわけです。


こうして船はせわしく川をピストン輸送。
島なので必然と水上輸送も発達していったのでしょうね。
反対側を流れるハドソン川でもニュージャージーとマンハッタンの間で同じことが行われていて、なぜか羨望の眼差しでそれを見つめていました。


で、ついに東京にもその機運がやってきたかと!

というわけで秒で予約をして乗船してまいりました。
普段、晴海へは東京駅から晴海ライナーで行きますが、船はこれが初。


日本橋から晴海を目指すルートでしたが、思いの外、朝からけっこうな人!
これは意外と需要ありそうな気がしますね。

 

 

 


ルートはこの通り。
日本橋川から隅田川に出て、朝潮運河に入るというルートです。

 

 


乗った船はこんな感じです。中はエアコンが効いていて快適!
ですが、船首の部分が座れるようになっていたので外に座って景色を楽しむことに。

 

 


座った視点です。

 

 


この日のアホみたいな気温から乗る前は「この暑さ、死んだな・・」と思ったんですけど、乗ってビックリ。
隅田川に出るまでは意外と涼しい・・・風と日影があってほとんど暑さは感じず、涼しい!

隅田川に出るまでは。

 

 


船はちょうどいい速さで進んでいきます。

 

 


日本橋川に架かる江戸橋。
調べたら竣工は1927年・・!

 

 


鋼鉄フェチにはたまらない形状。

 

 


前回の東京オリンピックの時の突貫工事のせいか、この首都高が織り混ざった日本橋川の景観はキレイとは言えず、雑然としています。

 

 


あちらこちらに首都高の橋脚が。

 

 


しかしながら、日本橋ダイヤビルにはうっとり。

 

 


橋の上を行き来する人たちに見られつつ船は進んでいきます。

 

 


船通勤の何が良いかって、みなさん純粋に景色を楽しんでいてスマホを一切見なくなることですね。

 

 


みんな景色を撮る、の画。

 

 


大事なことなのでもう一度お伝えしますが、朝からうだるような暑さにも関わらず、水面近くは風もあって意外と涼しく気持ち良いです。

 

 


上を走る首都高のおかげでここまで直射日光もほとんどなく。

 

 


そもそも中に居ればもっと涼しいんですけどね・・

 

 


日本橋→晴海ルートだからなのか、ここを直進せずに右の亀島川に入っていきます。

 

 


巨大な日本橋水門。

 

 


この狭いところを進んでいきます。

 

 


どこかジャングルクルーズの気分。

 

 


嫌いじゃないですよ、こういうの。

 

 


橋桁が低いほど、興奮しますよね。
これも電車通勤には無い楽しさ。

 

 


一気に視界がひらけた。

 

 


この亀島川の何が良いかって護岸が緑に覆われているところ。
これだけでだいぶ涼を感じられます。

 

 


なんとか橋。

 

 


両側の緑がホント最高。
目の保養にも最適で誰かにお礼を言いたくなります。

そして、次のコーナーを曲がると・・・

 

 


お待ちかね、リバーシティ!

待ってました!と言わんばかりの歓声はあがっておりませんが、後編に続きます。

 

 

 

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