ドバドバと湾岸愛が止まらなくなる書籍

 

少し前にとよすとさんの記事で知った「東京湾岸地域づくり学」という書籍。
これに書かれていることがもう最高すぎて私のような湾岸好きを心底肯定してくれるような内容でした。。

著者は志村秀明さんという芝浦工業大学で教授をされている方で、NHK「ブラタモリ」の豊洲編でも現地を案内された方です。
なぜこの先生がブラタモリに出演されたのかは書籍を読んだらすぐに納得できました。

内容は湾岸エリアにおける目から鱗の情報ばかりで自分的にこの本は家宝のようなものです。泣
ほんの少しだけ中身を紹介してみます。

 

 


例えば豊洲。
豊洲埠頭のおかげで戦後の東京が復興できたといっても過言ではない、ということはブラタモリでも放送されていましたが、もう一つ。

 


新豊洲にある珍しい見た目で通称”ビッグドラム”と呼ばれているテプコ豊洲ビル。
普段は横目で流しがちなんですが、実は世界初の変電所だったりします。
遠地の発電所から50万ボルトという高電圧が送られてきて、この変電所によって27万ボルト、6万ボルト、2万ボルトに下げて都心に送電している施設。
このような高電圧を受けて送電する地下変電所は世界初とのことで、その地下空間は両国国技館がすっぽり入るほどの巨大さなんだとか。
建物が円形の理由も書いてあり、本書には”この変電所が東京を支えている”と記してあります。

あの時・・何も知らずに豊洲を叩きまくっていた人間に一番読んでもらいたいですね。

 


もう一つだけ。
今でいう中央区新川に霊岸島検潮所(水位観測所)があります。
“霊岸島”というのは江戸時代のこの辺りの地名なんですね。
現在の霊岸島検潮所は近年になって整備されたものだそうですが・・

 


何がすごいってこの霊岸島検潮所、元々は1873年(明治6年)に設置されたものだそうで、ここで測定された潮位から平均海面高を求めて、その高度を基準として全国の水準点高度を決定した、という話。
つまり、全国の水準点の高度を決める検潮所がこの場所だったのです…!
この事実、すごくないですか!?
なぜならば、この場所が江戸湊(江戸時代に舟運の中心地として江戸の経済を支えていた場所)の中枢だったからであると。

 

これらはあくまで一部なんですが、この本を読むと湾岸をまた違った視点で見ることができるんですよね。
ハイソなタワマンばっかり建って嫌悪を感じる人がいるのも事実ですが、湾岸が江戸時代からどれほど重要な場所であったか、そして今となっては栄えた東京にどれほどの役割を担ってきたか。
そんな事実が垣間見れる本だと思います。

そして何よりもを感じましたね・・私も負けていられません笑

 

一応、Amazonのリンク貼っておきます。
「東京湾岸地域づくり学―日本橋、月島、豊洲、湾岸地域の解読とデザイン」

 

 

 

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