東京オリンピック選手村ができる「中央区晴海」とはこんな場所

 

こんにちは、@yukinori_Cityです。

2020東京オリンピック開催まであと988日となりました。
オリンピックが近づくにつれて、「晴海 / Harumi」という地名は必然的に全国どころか世界に広がるものだと思っているので、今回は名字を”Harumi”に改名してしまいたいくらいに晴海が大好きな自分が、晴海という場所について端的ではありますが、勝手に全力で紹介させていただきたいと思います。笑

 

 

 

 

 

 

・そもそも晴海ってどこ?


東京の真ん中、中央区にある晴海は日本を代表する高級繁華街・銀座から南東約2.5kmに位置する四方を運河に囲まれた埋立地です。
運河を隔てて、同じく中央区の勝どき、月島、江東区の豊洲に隣接しています。
南面は”晴海運河”という青々とした広い運河に面しているので、障害物がなく太陽の光が燦々と降り注ぐ立地なんです。
島状になっているので、オフィスビルやマンションによっては”晴海アイランド”という名称が頭に付いていたりします。

 

 

・「晴海」の由来


「晴海」という地名は、「いつも晴れた海に望みたい」との希望を込めて昭和12年に命名されました。
地名にぴったりの場所ですね。

 

 

・晴海のシンボル、晴海客船ターミナル


晴海の西端にある客船ターミナル。恐らくここが晴海で最も有名なスポットだと思うんですよね。
船に乗船することはなくても、わざわざここに来て海風を浴びたくなったりします。
こちらのオブジェを被写体に夜景を撮影するのが定番だったり、過去にはコスプレイベントが頻繁に開催されていたり。
都バスでのアクセスしかないことで多少不便さはありますが、愛されているスポットだと思います。

 


このターミナルが完成してから今年で26年。
寂しいことに臨海副都心エリアに新たに世界的な大型客船が停泊できる新客船埠頭ターミナルが整備されることもあり、晴海客船ターミナルはその役目を終えようとしています。

 

 

・晴海の変遷


かつて晴海は東京都港湾局専用線という貨物線が乗り入れる工業地帯でもありました。
今でも当時使われていた廃線の遺構や倉庫は当時のまま残っていたりしますが、倉庫などは選手村建設により無くなるのも時間の問題です。
長い年月を経て、今ではタワーマンションが立ち並ぶ少々お高めな土地に変貌を遂げたわけなんですね。
以下、ざっくりですが出来事を。

1931年(昭和6年):現在の晴海地区の埋立が完成
1955年(昭和30年):晴海埠頭が開業
1957年(昭和32年):日本住宅公団(現在は住宅・都市整備公団)による初の高層集合住宅として、晴海高層アパート建設

 


画像参照:国土地理院 空中写真

1981年(昭和56年):かつて晴海に存在していた東京国際見本市会場(コンベンションセンター)でコミックマーケット開催
1991年(平成3年):晴海客船ターミナル完成
2001年(平成13年):複合商業施設・晴海アイランド トリトンスクエア竣工
2008年(平成20年):東京が2016年オリンピック開催へ立候補
2013年(平成25年):2020年のオリンピック開催地が東京に決定
2015年(平成27年):晴海五丁目に選手村建設が都市計画決定、都心と臨海副都心とを結ぶBRTに関する基本計画発表

 


画像参照:東京オリンピック・パラリンピック招致委員会

ちなみに2016年の東京オリンピックではメインスタジアムが晴海に、選手村は江東区の有明に建設される予定でした。懐かしい・・

 

 

・自転車で最強の利便性


なんといっても銀座、築地が徒歩圏内にあるのは強いですね。
車がなくとも自転車さえあれば、ららぽーと豊洲やお台場すらも近所です。
それに東京駅からバス(晴海ライナー)で約20分で着く利便性の良さ、羽田空港へ行くにも銀座、豊洲からリムジンバスが出ていたり、何かと便利な立地なんですよね。

 


画像参照:新潟市BRTトータルデザイン

交通面では最寄駅である大江戸線勝どき駅周辺の朝の混雑問題と、今後の人口増やオリンピック開催にあたっての交通需要の増加を踏まえて、BRT(バス高速輸送システム)の運行が計画されており、晴海には選手村を含めて3ヶ所の停留施設が設けられる予定になってます。

そのBRTが運行を開始したら、臨海エリアから都心(その逆も)への利便は一段と向上します。

 


また、晴海の中心には2001年に開業した複合商業施設・晴海トリトンスクエアがあり、カフェやフードショップ、雑貨、書店、各種サービスなど50を超えるテナントが入居していたり、コンビニに限っては各マンション内にあるのも含めると晴海だけで11店舗もあったりします笑
さらにスーパーのマルエツは晴海と隣の勝どきで計3店舗ありますが、うち2店舗は24時間営業です。
やっぱり近所に24時間スーパーがあると何かと心強いですから笑

 

 

・人口は10年で2.5倍


晴海の人口はここ10年で約2.5倍に増えました。10万人の都市なら25万人になる増加率です。
上のグラフを見ると大きく3つの段階で人口が増えているのがわかりますが、その年にはそれぞれ大規模なマンションの分譲がありました。
平成31年にはこれまた1100戸弱のマンションが分譲されるので、人口はさらに増えますね。

そして、晴海史上最大の人口増加の局面は東京オリンピック終了後に。
大会終了後、選手が一時使用した宿泊施設(選手村)は、一般に向けての分譲・賃貸用に改修工事が行われますが、その数は約5,650戸となり、約12,000人の人口増が予想されています。

晴海の中にまたもう一つ新しい街が生まれるようなイメージでしょうか。
時期は未定ですが、地下鉄新駅の建設も検討されています。

 

 

・選手村は未来を見据えた”最先端”の街づくり


画像参照:東京都都市整備局

現在、建設工事が進んでいる選手村(晴海5丁目)には、14〜18階の板状の建物が24棟建設され、一際高い2棟のタワー棟は大会終了後に建設されます。
この事業には日本を代表する民間のデベロッパーが参画しているのですが、その顔ぶれはまさに”ジャパン・オールスターズ”です笑

◇NTT都市開発、◇新日鉄興和不動産、◇住友商事、◇住友不動産、◇大和ハウス工業、◇東急不動産、◇東京建物、◇野村不動産、◇三井不動産、◇三菱地所レジデンス

 

 
画像参照:東京都都市整備局

そんな選手村ですが、”最先端の街づくり”とも言える理由は、選手村に水素ステーションを設置してBRTや燃料電池自動車への水素供給を進めていく取組が行われていることです。
先般、この地球上において、化石燃料に代わる再生可能エネルギーへの早急な切り替えが叫ばれていますが、水素はエネルギーとして使用しても水しか排出しないため、生産した水素は二酸化炭素の排出がゼロのエネルギー源となります。

選手村での事業は低炭素社会の先駆けとなる取組であり、パイプラインによる街区への水素供給は、実用段階としては国内初だったりします。
さらに、万が一災害時に電力の供給が途切れても、エネルギーの自立が住宅棟などに置かれた純水素型燃料電池への水素供給による発電で行えるメリットがあり、非常時の電力供給も見込めるとのこと。

とは言うものの、再生可能エネルギーによる水素の生産はコストや技術的な面での課題が多く、ここ以外の地域で普及するかどうかはちょっと懐疑的に思ったりするのですけどね。笑

 

 

・なんといっても湾岸を牽引する”景観美”


晴海といったら真っ青な晴海運河と洗練されたデザインのタワーマンションが立ち並ぶ美しい景観です。
これ間違いなく笑

“東京にこんなとこあったんだ。”

そう言ったのは俳優の瑛太さん。
CM中のセリフではありますが、その三菱地所レジデンスのフラッグシップなるマンション、ザ・パークハウス 晴海タワーズは湾岸の景観に”美”の一文字を添えました。
建築界のノーベル賞、”プリツカー賞”を受賞した世界的なアメリカ人建築家によりデザインされたマンション↑だったりします。

 


ホント、快晴が似合いすぎる景色なんです。
銀座からたった2.5km先にはこんな開放感に満ちた場所がありますよ。
電柱も屋外広告もないきれいな景観。
空と海と緑のランドスケープ。
都心にはない至ってシンプルな組み合わせが癒しを感じさせるのではないかと思うんですよね。

 


晴海から豊洲を望む。
自分にとって晴海運河は長年のサードプレイスだったりします。

 


一方、晴海3丁目ではタワーマンションでちょっとした摩天楼が形成されていたり。

 


こちらは豊洲から望む晴海の夜景です。
好きすぎてすいません。

湾岸夜景についてはこちらの記事で詳しく。

 


過去にここ一帯が工業地帯だったとは思えません。
年々マンションの価格も上がり、その流れはニューヨークのブルックリンと同じような変遷を辿っているような気がするんですよね。

勝手な想像ですが、あと2~30年もしたら地下鉄の駅もできて、”晴海アドレス”と呼ばれるようなブランディングされた街になっているかもしれません。

娯楽施設のような屋内に長時間滞在できる施設はほとんどありませんが、景観的な癒しスポットはかなり多く、晴れた日のウォーキングやサイクリングに晴海は最適且つ最高なエリアだと思います。

 

 

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