豊洲6丁目と有明2丁目に架かる富士見橋から見える風景もたった2年で一変していたことに気付く。
常々、全国でも最も変化の早い場所なのではないかと感じる。
“思い出がいっぱい詰まった景色だって また破壊されるから出来るだけ執着しないようにしてる”
Mr.Childrenの「東京」の歌詞にぴったりな場所。
2014年4月
東京ガスの工場跡地の名残が。
ひたすら雑草が生い茂り、電線にも絡み付く草なんかを見ていると地方の山道を思い出す。
が、少し遠くに目をやると”平成”の代表作ともいえるレインボーブリッジが。
妙に昭和と平成が交錯したノスタルジーを感じる場所で、その対照的な画が好きだった。
2014年11月
電柱が無くなるだけで、昭和の匂いが消える。
東京に住んで、ススキを目にしたのはこれが初めてだった気が。
2015年1月
絶賛整地中。
2015年8月
整地の跡。
2016年9月
思入れに浸る隙も与えない。まるで別の土地かの如く。
”東京は後戻りしない 老いてく者を置き去りにして
目一杯 手一杯の目新しいモノを抱え込んでく”
どこか、ただ景観がキレイになればそれでいいのかという思いも残る。